初心者のためのQ&A
- トローリングはどうして魚が釣れるのですか。
- アウトリガーは付けた方が良いのですか。長さはどのくらいのものを選べばよいのですか。
- アウトリガーでビショマの仕掛けを曳けるのですか。
- トローリングでどんな魚がつれるのですか。
- アウトリガーも何も付いていない船を買ったのですがトローリングできますでしょうか。
- 初心者がこれさえ曳けば絶対に釣れるという仕掛けはありますか。
Q1:トローリングはどうして魚が釣れるのですか。
A:魚というのは自分より小さなものでも自分に襲い掛かってくるものには身構えて警戒するものですが自分より大きくても,逃げてゆくものには逆に追いかけて襲い掛かる性格を持っています。
このような魚の性格をうまく利用した漁法がトローリングなのです。
魚は音に一番敏感で、遠くの音でも大変良く聞こえるのです。二番目が動き(アクション)です。
最初に船のエンジンの音やスクリュウの音に敏感に反応して船が近づいてくるのを警戒して観察しています。
そして船の後ろに集魚効果のある音を出すティーザー(ヒコーキ・ラビット・バクダン・潮切ヒコーキなど)や潜航板に興味を示します。
これらの後ろに疑似餌が付いていますので、この疑似餌のアクションや色・艶・輝きと、どんどん逃げてゆく疑似餌には急激に興奮してこの疑似餌を追いかけてゆくのです。
この疑似餌にもいろんなアクションがあり、面白い動きをしながら一目散に逃げ回るので興奮して食いついてくるのです。
もちろん疑似餌のアクションと色・艶・輝きなどそれぞれに工夫がしてあり本物の生餌よりも効果を発揮する場合が多いのです。
トローリングは人間と魚の知恵比べみたいなもので偽物を本物より効果的に見せて魚を魅惑して食いつかせるゲーム的な漁法といえます。
Q2:アウトリガーは付けた方が良いのですか。長さはどのくらいのものを選べばよいのですか。
アウトリガーは仕掛けをたくさん出しても仕掛けどうしが、もつれない利点があります。だからポールの長さは長いほど有利に働きます。
トローリングを始めたばかりの初心者はアウトリガーなしで始めてください。初心者の場合は最初、仕掛けの扱いにも慣れていないので仕掛けの扱いに慣れるまで仕掛けの出し入れを練習して、仕掛けの構造を頭で覚えてしまえば仕掛けの出し入れも上達します。どんどん魚が釣れるようになると、トローリングに熱が入り、よし、もっといろんな魚種をもっとたくさん釣ってやろうという欲が出てまいります。
ここまで上達してくるとアウトリガーを付けて仕掛けをたくさん出したくなります。
アウトリガーの長さは4m20の長さのものから5m70や7m00のものもあります。どれを選ぶかは自分の予算もありますし、船の全長とも関係があります。船の全長からの適合サイズは全長×0.6が平均的な適合サイズです。
Q3:アウトリガーでビショマの仕掛けを曳けるのですか。
A:コナトローリングのアウトリガー竿はビショマの仕掛けも曳けるように設計してあるアウトリガーです。直引き(ジカビキ)で30キロの魚がヒットしても折れる心配はまったくありません。
Q4:トローリングでどんな魚がつれるのですか。
A:トローリングで釣れる魚は基本的には回遊魚です。魚種で言いますと、サバ・アジ・太刀魚・サゴシ・サワラ・ツバス・ワカシ・ハマチ・イナダ・メジロ・ワラサ・ブリ・カンパチ・ヒラマサ・メジ・トンボ・ヨコワ・ヒラメ・シイラ・マグロ・カジキ・などです。
Q5:アウトリガーも何も付いていない船を買ったのですがトローリングできますでしょうか。
A:トローリングを最初に始める場合はアウトリガーは必要ありません。トローリングを最初に始める場合は直引き(ジカビキ)で曳ける仕掛けで始めて釣れる楽しみを味わってみることです。直引きでやればすぐに釣れる様になりますからトローリングが面白くなります。釣れる釣りをやらないと面白さがわかりません。アウトリガーがなくても直引きの仕掛けを3セット曳くことが出来ますのですぐにじゃんじゃん釣れるようになってきます。
コナトローリングの仕掛けは直引き(じかびき)の仕掛けです。
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