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トローリングの知識
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トローリングで失敗しない秘訣
- トローリングというのは自分の船で仕掛けを曳きますが、仕掛けによって船の後ろから10mとか20mとか50mとか、いろいろな長さの仕掛けを曳いているので、この全体の長さを自分がいつも把握して置くことが大切です。
例えば他船が自船の後ろを横切ることが良くあります。この時他船は自船のトローリング仕掛けを気付かずに横切ると大切な仕掛けを他船のスクリューで切られてしまいます。
この場合他船が近づいてきたら、切られないように進行方向を変えたり船速を急加速して横切られても仕掛けを切られないように操船することが大切です。
だから、いつも注意深く他の船の動きを観察して操船していないと、これとは逆の場合もあるのです。
- トローリングは魚群が表層にいる場合は表層を曳き、魚群が中層にいる場合は中層を曳きます。
中層や深層を曳く場合、海底は平坦であるとは限りません。ほとんどの場合海底は岩礁や岩で凹凸があります。
慣れない間は海底の岩礁などに仕掛けを引っ掛けて仕掛けを失うことがよくあります。
これを防ぐ方法は魚群探知機を付ければ海底の起伏が全部画面に映りますから急に海底が浅くなったことが魚探に映れば、少し沖のほうにハンドルを交わして安全なところへ進路を変えれば仕掛けは船よりかなり後ろにありますから仕掛けを取られることはありません。
こうして注意深く魚探を見ながら操船していると、いつも行く海域の海底形状が頭の中に学習してしまいますので仕掛けを失うこともなくなってしまいます。
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