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トローリングの知識
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サワラ(鰆)さわら
5. サワラ鉄砲仕掛 春季のサワラ釣りは鉄砲仕掛が抜群の釣果があります。
4月頃から産卵のため浅瀬に移動を始め、6月頃に産卵に入ります。この時期の産卵前のサワラは丸々と肥え、卵を持ったサワラで大きいのは1m前後もあり脂がのっているため一年中で一番美味なサワラなのです。
この時期は表層水温が低いため水温の安定した深層(水深20m~40m)を移動してきます。この時期は遊泳速度も低速なのです。この時期に漁師の船が低速で船の後ろへビショマを曳いていたらサワラのトローリングに違いありません。 このような船が何隻も同じようにやっていたら、サワラが釣れているということですから、漁師の船から充分離れてからサワラ鉄砲仕掛を入れて、水深が30m以上のところであればビショマを3番の刻印まで水中に入れるとピッタリタナが合いそのうちガツンと大きな引きがあります。船速はビショマが水中に入る角度を40度位になるようにスピード調整をして下さい。
サワラ鉄砲仕掛を使うとよい場合は、春先の表層水温が低い場合ともう一つは他の時期でも水深が30m~70mある深場で魚が何メートルぐらいのところに居るのかわからない場合にはこの鉄砲仕掛が威力を発揮いたします。
疑似餌が17本も付いているので魚がどこの居るのか正確に見つけやすいのです。例えば、鉄砲仕掛を曳いていて仕掛の手前の方の疑似餌にヒットした場合は比較的上の方に居るのだなと判断できますし、仕掛の一番遠い位置の潜航板に近いほうにヒットした場合は、かなり深いところに潜っているのだなということがわかります。
魚がいる水深がわかればそこへ照準を合わせればその後は次々と続けて釣れるようになりますので一度に何匹も一緒に釣れるようになります。
この仕掛けは船速が早過ぎると仕掛のルアーが回ってしまい、うまく泳がないので食いついてくれません。
1匹食わせたら、引き上げる前にビショマの位置を覚えておき、次にいれる場合に同じ位置に入れるとタナが合い次々とサワラが食いついてきます。
サワラが食い気を出すのは夜明けと同時に食いついてきますから、朝早く漁場に入っておくことも大事です。
この仕掛はテンテン仕掛と違って疑似餌の針が全部で17本も付いていますから、一度に大きなサワラが5~6匹ぐらい同時にかかってくる時がよくあります。
こんな時は手繰り寄せるテンションがかなり重いので、あわてないでゆっくりでいいですから、手繰り寄せて一匹ずつ慎重に引き上げてください。
疑似餌針がたくさんついていますので、ボートのデッキの後部のガンネルにホームセンターで水道管の保温材として売っている発泡ウレタンで作った1mほどの白い保温材を両面テープでガンネルに貼り付けておくと、ここへ引き上げた針を順番に突き刺しておくと、疑似餌針がデッキに落ちる心配がないので仕掛けがもつれてしまうのを予防できます。
とくに大きなサワラを釣り上げた時に嬉しさのあまり、あわててしまい釣り上げたサワラをデッキに落としてしまいデッキ上でサワラが暴れて手繰り寄せてある仕掛の道糸やビショマがもつれてしまうことがよくありますから気をつけて下さい。
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下の写真は、寺辻氏がサワラ鉄砲仕掛でビショマを4番の位置で釣り上げた写真です。70cm~85cmのサワラが15本釣り上げました。水深90mで40mのタナでヒットしました。
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2024.4.27. サワラ 7.1キロ 101cm 真田氏 |
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サワラテンテン仕掛を同じマリーナの鶴田氏に借りて初めてトローリングをしてボートの左右にこのサワラテンテン仕掛を曳いて釣れました。 |
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- サワラのボートトローリング
- サワラテンテン仕掛について
- サワラをたくさん釣り上げるコツ
- テンテンはルアーの王様です
- サワラ鉄砲仕掛 春季のサワラ釣りは鉄砲仕掛が抜群の釣果
- ショックゴムの接続方法
- 漁師仕様のビショマが使いにくい理由(わけ)
- 取扱説明書について
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