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トローリングの知識
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ハマチ・ブリ(イナダ・ワラサ)
ハマチ鉄砲仕掛
ハマチ・イナダ・メジロ・ワラサ等の回遊魚も一日中同じ水深を回遊するのではなく時間によって上層を回遊したり中層を回遊したり、深層を回遊したりするのです。
深層を回遊している時間は一番トローリングでヒットさせるのが難しい時間なのですが、この時間に釣果を発揮できる仕掛が、この、鉄砲仕掛なのです。
鉄砲仕掛は疑似餌針が17本も付いていて、約、25mの水深を全部タナとしてターゲットできる仕掛です。すなわち、25m間の水深にいる魚をヒットさせることができるのですからタナを探りやすいということです。
トローリングは魚のいるところへ疑似餌を持っていかなければヒットしないわけですから疑似餌を棚に合わせることが仕事なのです。
だから、鉄砲仕掛で引っ張り回せば中層や深層に回遊している、ハマチ・イナダ・メジロ・ワラサなどをどんどん釣りあげることができるのです。
しかし、有利な点ばかりではありません。欠点は、17本もの疑似餌針が付いていますので一匹ヒットしたときでも、長ったらしい仕掛を全部上げなければなりません。
この仕掛はテンテン仕掛と違って疑似餌の針が全部で17本も付いていますから、一度に大きなハマチやメジロが6匹ぐらい同時にかかってくる時があります。
こんな時は手繰り寄せる抵抗がかなり重いので、あわてないでゆっくりでいいですから、手繰り寄せて一匹ずつ慎重に引き上げてください。
疑似餌針がたくさんついていますので、ボートのデッキの後部のガンネルにホームセンターで水道管の保温材として売っている発泡ウレタンで作った1mほどの白い保温材を両面テープでガンネルに貼り付けておくと、ここへ引き上げた針を順番に突き刺しておくと、疑似餌針がデッキに落ちる心配がないので仕掛けがもつれてしまうのを予防できます。
全部の仕掛を上げるのにかなりの時間がかかりますし、もつれてしまう、場合もあります。こんな長い仕掛がもつれてしまったら、元通りにするのは大変です。
ですから、ハマチテンテン仕掛などで仕掛の扱いに慣れてから、この仕掛けを扱った方が仕掛の扱い方になれていますので、仕掛をもつらしてしまうような、へまは、しなくなっているでしょう。
7. ツバス・ワカシ・の時期は専用の仕掛に変えるとバカ釣れが 期待できる。
ツバス・(ワカシ)の群れを狙う時はツバス専門の仕掛に替える。
ハマチの子供にあたるツバス(35cm位まで)ばかり、押し寄せてくる時期がありこれを狙う時はハマチやブリを狙う仕掛よりツバス専用の仕掛に替えるとグーンと食いつきが良くなり大漁が出来ます。
時によってはハマチやブリの仕掛ではサッパリ食わない時が良くあります。このような時に早く気がついて仕掛を取替えると面白いほど食いついてきます。
それが下の写真の仕掛です。浅瀬(水深10m~20m位)で曳く場合はビショマを使わなくても別売りのトローリング道糸オモリ付きを接続して曳けば一番手前のルアーは水面スレスレを曳くことになり一番深い側のルアーは水面から3m程の位置になります。
魚の群れが下へ潜ってしまった場合はトローリング道糸をビショマに替えて仕掛を潜らせます。こうして魚の群れの水深に絶えず合わせることがトローリングのコツなのです。
2023.8.11.水野氏の釣果です。ブリとサワラ
仕掛はハマチテンテン仕掛とハマチ潮切ヒコーキ仕掛左右セット |
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左上の写真は51cm~70cmのハマチとメジロを18匹釣りあげたもので仕掛はハマチ潮切りヒコーキ仕掛右・左とハマチ潜航板仕掛1個で釣りあげたものです。
右上の写真は48cm~68cmのハマチとメジロを30匹釣り上げたものです。
仕掛はハマチ潮切りヒコーキ仕掛右・左とハマチテンテン仕掛1個で釣り上げたものです。 |
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- ハマチ潮切ヒコーキ仕掛配置図
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- 漁師仕様のビショマが使いにくい理由(わけ)
- 取扱説明書
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